粋仙会:藤井龍仙の日記

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八ッ場ダムの報道は片手落ち

政権交代後、何かとメディアを賑わせている、
八ッ場ダムの建設中止の報道ですけど、
龍仙思うに片手落ちですね!!
国土交通大臣VS建設中止反対住民
の構図を盛んに煽っています。
自民党国土交通省の政策に翻弄されて、
苦渋の決断をし、亡くなっていった、
計画当初の住民の方々、
対話を目的として訪れた前原大臣の集会出席拒否、
中止反対の住民コメント、
など、中止の民主党大臣と中止反対の住民の対決構図を、
煽っているとしか思えませんね、
メディアの中には中止OKの住民コメントを
報道しているところもわずかですが、
ありましたけど、
時間の制約なのか?
反体制のジャーナリズムなのか?
中止を掲げて政権奪取した民主党が、
政権公約を実行するための課題問題の、
誇張報道なのか?
あるワイドショーでは、
「中止ありきではなく、ニュートラルで大臣は対話に臨むべきだ」
などと、言ったコメンテーターがいましたけど、
龍仙はものすごく違和感を感じましたね…
中止反対に偏向した映像を見せたうえで、
中止反対の住民感情に乗っかった、
偽善に見えてしょうがないんですよね。
テレビ出演するような名のあるコメンテーターなら、
番組構成の偏重を指摘するべきではなかったのでしょうか?
半世紀以上にわたって、
政府の政策に翻弄された関係住民の感情的な
戸惑い、怒り、あきらめ、失望など、
充分に理解できるし、
龍仙が当事者なら、
きっとそういう感情が湧いてくると思います。
ただ、偏向報道によって、
住民が引くに引けない世論を扇動し
住民を賛成反対で分断するとしたら…
と思うと恐ろしくなります。
今の状況は、「政策は理論的」
「住民は感情的」なのであって、
すぐに折り合うはずもなく、
何が問題でそうなっているのかを
掘り下げた報道をしてほしいものです。
一方で民主党は、
公共工事見直しの象徴的存在でもあり、
マニフェストにも掲げたこの問題は、
絶対に引かない(中止する)でしょうね…
「あの八ッ場でも中止にしたのだから、他の公共工事はムダだ!!」
と言わんばかりの勢いです。
これも、偏向報道のなせる業かもしれませんけど、
公共工事の必要、不要、緊急性も含めて、
適切な見直し判断をしてもらえるよう、
現政権にはお願いしたいですね…
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