粋仙会:藤井龍仙の日記

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[粋仙亭]昨日の写真撮影

昨日、龍仙のネットショップ
NEO日本美『粋仙亭』に、
新しい商品ジャンル「印材
を追加しようと思って
商品写真の撮影をしてたんですけど、
手でカメラを支えて、
オートで撮影するには限界があり、
安物の三脚を買ったり、
露光の具合を調整したりと、
ちょっとした写真屋さんみたいなことをしてました。
撮影していて感じたのは、
「やはり道具だなぁ…」ってことですね。
いい道具に越したことはないですけど、
それなりの安い道具でも、
使い方によってはそれなりに使えますね(笑)
これって、本業の書道で使う墨と
一緒だなぁなんて思ってしまいました。
何が一緒かって?
お教えしましょう!!
安い墨と高い墨の違いって何だと思います?
原料の違いや製法の違いもあるんですけど、
それはメーカーの見方で、
ユーザーにとっては、使いやすいかどうかですよね。
じゃぁ、値段が高ければ使いやすいか?
と言うとそうではないんです。
安い墨はその墨が最大のよさを出す濃度の範囲が狭いんです。
高い墨はその範囲がかなり広いんですね。
ということは、自分が好きな墨の濃さが、
安い墨のよさを出す範囲と一緒なら、
安い墨でも使いやすいし、
墨色良いという訳です。
高い墨はどんな濃さでもよさを出してくれるので、
いろんな濃さで作品ができると言うことなんです。
同じ社中で同じ墨が使われるのも、
お分かりいただけますか?
これは、全て教えている先生の趣味嗜好に
よるところが大きいと言うことなんです。
話がそれましたが、
どんなものでも使いようということが言いたかったんです。
そうはいっても、
本当に安かろう悪かろうは存在するので、
極端に安い墨は避けたほうがいいですね。
ちなみに、古墨とか旧墨と呼ばれる墨の値段は、
本来の質の値段ではなく、
時間と希少性をお金で買っていると思ってください。
今ある墨で、古色を醸し出すこともできますが、
これは企業秘密なので、
教えてほしい方は粋仙会書道教室で、
習ってくださいね(笑)
本日の作品は「寅」です

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