粋仙会:藤井龍仙の日記

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茨城のつくばに住んでいる友人からの転載依頼

高校のときの同級生で
書道部に共に入り浸っていた友人からの転載依頼がありました。
震災の被災地に近い地域の実情も含めて、
転載させてもらいました。

以下転載記事です。

                                                        • -

おはようございます。

今朝も余震で目が覚めました。

地震から1週間ですが、本当にここは日本か? と思うほどの変わりよう。
まさに天変地異です。

当地つくばは、ガソリン不足以外、何の問題もなく生活していますので、心配いりません。

ただ、昨日の菅首相のあまりにも通り一辺の会見に憤りを感じたので、被災地の実状を少し知っていただきたいと思ってメールしました。

茨城県も被災地に入っていますが、ここつくば市ライフラインも復旧し、ほぼ以前と変わらない日常生活が戻ってきました。

でも、近隣ではまだ断水が続いている所もあります。
茨城県の被害は東北地方に比べたら小さいので、あまり報道はされていませんが、北部では橋が落ちて孤立状態の場所もあります。

ガソリン不足は深刻で、開いているGSは長蛇の列。私は昨日1時間待ちの列に並びました。
2時間待って10リットル制限、3時間待って1台前で売り切れた、などという話も聞きました。

近隣には、原発から避難してきた人達の避難所が数ヶ所できています。

友達のお宅には、いわき市から、ご両親と弟さん一家が避難して来られ、今、総勢10人で生活されています。

比較的被害の少なかった山形に住んでいる義姉の話では、スーパーには品物がほとんどなく、食料の調達に本当に苦労しているそうです。

知り合いの息子さん(東電勤務)は、福島に原発の応援に行かれています。

被災地は燃料不足で、支援物資が避難所まで運べません。

避難所の過酷な環境で亡くなられる高齢者。

計画停電で信号の消えた交差点で事故死した青年。

政府の政策はあまりにも後手後手で、二次災害も拡大する一方です。

記者会見する偉い人達は、スーパーで買い物したことも、信号の消えた道を歩いたこともないのでしょう。

そんな中、来週の開幕を決定したセ・リーグにも憤りを感じています。

政府やセ・リーグに腹を立ててもどうしようもないので、できそうな小さなお願いをしたいと思います。

ガソリン不足は1週間くらいで落ち着くということなので、東日本への緊急ではない荷物の発送は、1週間くらいは控えると、ガソリンの節約につながると思います。

支援物資の受け付けが各自治体でも始まったと思うので、是非ご協力をお願いします。


義援金振り込みや、募金活動にできる範囲でご協力お願いします。
私も先日、振り込んできました。

あれほどの規模の復興に果たしていくらかかるのか見当もつきませんが、「ちりも積もれば山となる」です。

一人一人が、自分にできることを、できる範囲で「実行する」ことが何より大切です。


思っているだけでなく、どうか「行動」に移してください。

それが復興につながると信じています。

チェーンメールといわれても構いません。
被災地により近い一市民の生の声として、仲の良いお友達にお知らせいただけたら幸いです。