自民党総裁選盛り上がってる？

ちょっと気になって、
自民党総裁選のネットニュースやら、
テレビニュースやらを探してたんですけど、
少ないですねぇ（笑）
在っても、同じような記事を各誌が伝えているだけで、
実質稀少ニュース状態ですよ。
そんな少ない情報から、
龍仙的感想など書いて見ますね。
・・・
総裁選立候補者は次のお３人様
谷垣さん、河野さん、西村さん
有力な順番で書いています。
一方投票するほうはといえば、
議員票１９９票、地方票３００票と、
地方票の行方が大きく影響します。
議員票で劣勢の河野さん、西村さんは、
この地方票をどう取り込むかにかかっているわけですけど、
地方票の仕組みは各都道府県連に割り当てられた票数を、
比例区と同様のドント方式で票数を決めるのだとか…
ということは、
知名度の低い西村さんは地元の数票しか獲得できる見込みはなく、
実質、谷垣さんと、河野さんの一騎打ちのようです。
議員票は谷垣優勢、龍仙の予想では１００票くらいは取るのでは…
西村さんの推薦人を除くと
河野さんは多くて７０票前後、
地方は「緩やかな自民再生」なら谷垣さん、
「過激な変革｣に賭けてみるなら河野さん、
の選択を迫られているわけですけど、
利益誘導実績重視の自民党の体質からすると、
どう見ても、谷垣さんに軍配でしょうね。
３０票差なので地方票の１割が河野さんに傾けば、
いいわけですけど、ドント方式では、
ほぼ均衡して３０票をひっくり返すのは
かなり大変なのではと…
都道府県連によっては
１位に全票を捧げるところも在るかもしれませんけど、
河野さんが１位になる都道府県はそんなにないでしょうから、
考慮は不要です。
・・・
ここまでは、
そんなに異論はないのではないかと思いますが、
問題は河野さんが総裁選に敗れた後です。
あれだけ自民の爺さん達を批判しておいて、
在籍したままで居られるのかどうか？
思うに、自民党を離党するための、
理由作りを総裁選で着々と進めているのではないかと…
そうなると、何人が河野さんと一緒に離党するか？
ん〜これは予想不能ですね…
自民党爺さん達の介護を続ける勇気がある人や、
爺さん達の引退を待てるだけの時間的に余裕のある人は
自民党を去ることはないでしょうね。
河野さんが、総裁選の推薦人を引き連れて、
離党することができれば、政局が面白くなりますけど、
２大政党制には大きな打撃になりますね。
次の参議院選挙で民主党に流れる票が減るのではないかと…
独立した党を作るのか、みんなの党に合流するのか、
民主党批判をしている以上、
民主党への合流はないはずですけど、
龍仙的には、
超保守爺さん支持(指示)の政党と、
新保守の政党のどちらに所属するかを、
自民党内でやってみるのもかなり面白いのでは…
小泉さんが中曽根お父さんや宮沢さんを
引退させたように、谷垣さんが決断できるのか？
どちらにしても、
総裁選後も自民党の危機的状況は続くようです。

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