粋仙会:藤井龍仙の日記

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ギンナンうまい&色紙吊りにも図面は要るわけで・・・

年賀状巳26

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夕べは講習から帰った後、
母がギンナンを買ってきていて、
早速、前処理しました。

今回は昔ながらの
炒って割って剥いてではなく、
電子レンジで爆発させて剥く方法を試してみました。

原理は至って簡単で、
ギンナンの密封性を利用して
電子レンジで加熱し蒸気圧で内圧を上げて、
硬い殻の口をあけさせるんです。

これが意外とオモシロいというか、
いい感じです。

ただ、
何もガードをしていないと
電子レンジ内ではじけ飛ぶので、
熱に強く、蒸気抜きがある容器があればいいのですが、
毎度のことながら
思いつきで、準備の甘い龍仙は、
厚手のビニール袋の口を下にして、
やってみました。

加熱した後は使い物にはなりませんけど、
いわゆるビニールやらポリ袋で何とか対応はできます。

割れ方もピスタチオのような割れ方になるので、
殻を取るのも意外と簡単です。

ネットを調べると、
甘皮は茹でながら割り箸5,6本でかきまぜろ!
と書いてあったので、
これまた試してみました。

これも、いい感じでしたネェ…
ただ、色が褪せて緑が消えてしまうのと、
少し水っぽくなってます。

ちょっと臭いですけど、
ギンナンは季節の食べ物ですネェ…

ということで、
机の横には銀杏の剥き実が置いてあります(笑)

で、話はガラッと変わって、
色紙掛けですけど、
よく考えると、色紙掛けは後ろのほうの
布地やら、竹やら木でできた部分のことで、
色紙本体を支えているのは、
色紙を掛けるためのパーツなわけで、
別名をつけてもいいのではないかということで、
勝手に「色紙吊り」と表現することにしました。

念のためネットで類似はないかどうかを
調べてみたところ、これが、全くない!!

ということで、
堂々と色紙吊りという言葉を使わせていただきます。

よくお分かりいただけない方もあろうかと思いますが、
まだ詳細は明かせないので、
ご勘弁くださいまし。

ざっぱにいうと、
今までの色紙掛けというと、
色紙を支える(ホールドする)角金具や糸張りが
台紙本体と一体化していたんですけど、

ある業者さんが、
色紙掛けと称して、
ネオジム磁石で色紙を直接挟み込むという、
ナイスなアイディアを生み出してくれて、
龍仙はそれを見て、
ん〜〜もう一工夫ほしいなぁ…
と考えて、
自分で作っちゃいました。

工夫の結果、
いろんなところに飾れる
自称画期的な色紙吊りができました。

台紙がなくても鉄が潜んでいれば
そこにくっつけたり、
カーテンとか暖簾に
何も細工をしなくても、
無傷で飾れたり
けっこういい感じです。

ここに至るまでには、
試作品を作っては壊し、
曲げては切り、
手も切り、ペンチマメも作り、
指先がしびれながら、
と随分研究もし、
耐久テストも限界テストなども行って、
これならいけそうだ!!というレベルになりました。

目下製品化に向けて、
図面やら、制作手順方法などを
確定中です。

とりあえず
本日の年賀状はこんな感じ