粋仙会:藤井龍仙の日記

過去ブログです。現在はhttps://suisenkai.com/?page_id=11です。

久しぶりの水茎会夏の練成会

昨日もなかなか汗だくだくの暑さでしたね。
そんな中、
久方ぶりの水茎会(龍仙が習う方の会)夏の練成会に
参加しました。

ん〜参加というよりは開催側に近いポジションなので、
開催と言った方がイメージ的には近いかもしれません。

何の練成会かといえば、
広島なのになぜか長野県現代書藝展の
出品最終締め切りということで、
いつもは漢字部門の会員のみなさなんも、
長野だけは何を出してもよいということで、
龍仙は前衛、
師匠は少字数、
漢字は当然ありますけど、
かなもありということで、
壁面に掲示された作品は
なんともにぎやかでした。

龍仙は事務局の担当なので、
自分の作品はそこそこに、
慣れないけど楽しい前衛作品を、
早目に仕上げてしまい、
あとは皆さんのお世話などあれこれ仕事してました。

今回の練成会は、
10時から16時まででしたけど、
みなさん書きはじめとはうそのように
レベルの上がった仕上がりになりました。

会員相互の刺激というのも、
水茎会の場合はいい方に働くようです。
来年もというか、
ことあるごとに、練成会をしようかと、
企んでいます。

でもって、
事務局的には、
皆さんの作品と出品票を元に、
出品一覧表を作成して、
作品と付表は表装店送り、
出品目録と一覧表は長野県現代書藝展の事務局へ
書類など整えて、
夜な夜なポストに投函する
あやしいオッサンになりました。

で、
今朝の体調はというと、
案の定というか懸念していたというか、
数年前の骨折後遺症で、
かかとがかなり痛いですね。

フローリングで長時間過ごすと、
ほぼ間違いなくなるんですけど、
今回のはちょっとつらいです。

肝心の作品はというと、
早々に仕上げた割には、
自画自賛してしまいそうな出来栄えで、
珍しく、師匠も「前衛もいいねぇ」と
やや遠回しなお褒めをいただき、
ちょっと安心しました。

ただ、
長野展は自由にやりすぎて、
本職の漢字部門にあまり出していないので、
若干の良心の呵責に苛まれますけど、
師匠との話で、
「本職から一旦はみ出て、戻ってきて、
 またはみ出す。を繰り返して、
 新しい書を切り開いていかないといけんねぇ。」
と実際は広島弁丸出しの最終合意を以て、
今年の長野展作品制作は、無事終了です。

次は年末に向けて書道芸術院展ですね。
その前に秋の社中展がありますが、
社中の生徒さん主体なので、
龍仙の作品は生徒さんが書けないようなものを、
数点出品します。

今日も暑くなりそうですけど、
広島は毎年恒例原爆の日に向けて、
賑やかになってきています。

毎年デモやらイベントやらで、
政権打倒、9条死守みたいなのを見かけて、
かなりの違和感を感じている龍仙ですが、
鎮魂の日は自分たちの主張は横に置いといて、
静かに祈りをささげてほしいです。

ちなみに、龍仙的には
侵略戦争は絶対反対、
無差別殺戮兵器の核兵器使用は断固反対です。

このように書くと、
龍仙は左翼か?
と、ご心配の向きもあろうかとは思いますが、
前述の文章を裏返すと、

侵略戦争は絶対反対
>侵略じゃなきゃ戦争容認
>防衛力増強
>軍備拡張

核兵器の使用は断固反対
>保持は容認
>核抑止力のため核兵器保有
核兵器製造輸出

ともとれるわけで、
裏返したほうだけを見ると、
龍仙は右翼か?
ということになるわけです。

この前の国会採決の民主党の醜態は、
侵略戦争は絶対反対>戦争は絶対反対
核兵器使用は断固反対>核兵器廃絶
のような、簡略化の罪がアリアリの状態経ったのかなぁ…
なんて思います。

外から攻められたとき、
日本がひどい経済制裁を受けたとき、
など、ありえないと思って、
考えることを止めていませんか?

なぜ、日本が戦争に突入したか、
せざるを得なかったのか、
改めて事実の裏側を探るもの、
いい時期なのかもしれません。

これから、終戦(敗戦)の日まで、
メディアは様々な報道、ドラマを
放送、掲載するでしょう。

自分とは違う意見に耳を傾け、
理解する良い機会ではあっても、、
いまの、メディア情報を
鵜呑みにするのは危険ですので、
十分ご注意ください。