広島西飛行場から県が撤退表明
広島県知事選挙告示日の今日、
広島県は広島西飛行場への拠出を定期便就航終了になると同時に、
補助金(赤字補填)を停止すると発表しましたねぇ…
現在広島市と折半している赤字補填をしない、
広島市が全部負担してくださいねという事です。
羽田便と国際便は広島空港から、
西飛行場はそれ以外の便というすみわけをしていたんですけど、
住み分けしなくても良くなりそうです。
広島県は広島空港の赤字補填、
広島市は西飛行場の赤字補填、
西飛行場に対して広島県はものが言えない立場になるわけです。
小型便でも良いので、
西飛行場から羽田便を飛ばしてほしいですね。
とはいえ、ことはそう簡単そうではなさそうです。
飛行場の管理は県がやっていて、
これを広島市に移管できるのかどうか?
年間赤字額5億円を負担し続けるつもりなのかどうか?
騒音問題は大丈夫か?
広島南道路の工法をどうするのか?
思いついただけでも、これくらいはあります。
そもそも、空港特別会計の産物でもある現広島空港、
構図は羽田と成田の縮小版みたいなもんです。
赤字の5億円を全て航空機の着陸料や係留料で賄うとすると、
滑走路が短いので、大きな航空機は飛べず、
現在の1日4便を一日25便に増やさないとなりません。
お土産品や駐車場などの収益は考えていません。
現実的に考えると無理ですね…
臨海空港なので、宮島や原爆ドームへの、
海運アクセスをつけて、
世界遺産直結空港ですよということで、観光客の誘致を図らないと、
東京便だけではとてもじゃないけど、採算は取れません。
ただ、広島県が負担していた半額の2億5千万円なら、
少しは現実味があるかもしれません。
1日11便の増便で済みます。
貨物便をセントレアに飛ばすのもありですね。
ただ、運行する航空機会社がなくなろうとしている今、
新たに、定期便を就航してくれる航空会社が果たしてあるのかどうか?
はなはだ、疑問ですね…
多分ですけど、広島県は、
西飛行場周辺の騒音関連補助金も打ち切るでしょうね。
いずれにしても、南道路が空港のすぐ北側を通ることを考えると、
空港を活用するには、沖合いへの延伸が必要かもしれません。
まぁ、なんというか、藤田県政の最後の置き土産ですね。
広島県と広島市はどうして仲良くできないんでしょうかねぇ…
乱暴ですけど、いっそのこと、政令指定都市は県から分離して、
広島市の県議会議員をなくすとかどうですか(笑)
そうなると広島市に県庁があるのはおかしくなりますね…
県庁は広島空港の近くに移転というのも、
良いかもしれませんね。広島県のほぼ真ん中だし…
今の広島市の財政状況を考えると、
西飛行場一時閉鎖も有かも知れませんね…
利便性や防災を考えて市税を投入し続けるかどうか?
市民の判断(選挙or住民投票)がいるということでしょうか…
いったい、何が言いたいのか、
わからなくなってきました(笑)
不毛な落書きはそろそろやめにしますね。
『読んだよ!』の替わりに書/和モダンのクリックもお願いしま〜す
<<<このボタンはとても励みになるのでよろしくです。