今日の国会中継２００９・１．２６(午前中)

今日は朝から国会中継やってますね。
本日は参議院予算委員会のようです。
一番手は自民党の舛添さんでしたけど、
ほとんど聞き逃しました(笑)
もうしわけない。
二番手は自民党の林さんです。
財政、成長戦略に関する質問のようです。
相手は菅副総理ですね。
なんだか、ぜんぜんかみ合ってませんねぇ(笑)
デフレ脱却の政策と経済成長見込みを
一生懸命引き出そうとしていますけど、
林さんの頭の中ではデフレ＝不景気と言う等式が、
成立しているようです。
固定概念での質問は良くないですね…
議論を聞いている有権者に間違った固定概念を
植えつけてしまいそうです。
それに対して、菅副総理は、
自民党とは違うんだ！
見込みは絵に描いたもちでは意味がないから言わない！
菅さんの弁を、かなり端折ってますけど、
こんな感じです。
まぁ、今の審議は補正予算なので、
踏み絵のような国会になるのは仕方ないかと思いますけど、
もう少し、気分が明るくなれるような、
議論をしてほしいですね。
ともかくも、質問者の誘導に乗らない菅副総理は、
なかなかのもんですよ。
一方林さんの質問で使っている数値や指数は、
役人が自省の事業を正当化するために作ったものを使っているので、
とても危険です。一方向からの判断はできても、
多方向から総合的に判断するのには不適当です。
子供手当の乗数効果と消費性向の違いを議論しても、
しょうがないだろうに…
ちなみに、
乗数効果＝所得の増減／予算額
(投資額１に対して所得がどれだけ増えるか)
消費性向＝消費額／所得額
(所得の内で消費に回る割合)
まぁこんなことは経済環境によって、
大きく変動するわけで、
定年後の人生が２０年以上あるのに、
今の年金制度ではとても、
物を買おうとは思いませんよね…
「国民の豊かな老後を保障します」
といって、具体策を出せば、
あっという間に消費が上がって、
景気が上がってくると思うんですけどね…
不安だから消費しない。
キリギリスにはなりたくない。
これが、国民目線じゃないですかねぇ…
でも、増税が伴うので、具体策が重要です。
鳩山内閣では消費税の増税はしないと言うことなので、
別の内閣でやるのか、新しい税を創設するのか、
ちなみに借金(国債)を軽くするには、
すこしインフレ気味にするのが効果的です。
今はデフレということなので、
新しい借金をしないとしても、
将来的負担は相対的に増加してしまうんですね。
３％の軽いインフレなら、
１年で２７兆円が借金棒引きになったのと、
同じ効果が出るんです。
ただし、新しい借金をしないと言うのが前提です。
…ん〜庶民の経済学みたいになってきましたねぇ(笑)
国会に話を戻します。
林さんの質問は理論的ですけど、
理論におぼれて、全体を見失っている感じがしました。
それに対して閣僚のほうは、
全体論で答弁しているので、
政府のほうに分がありました。
…
続いて、自民党の西田さんの質問です。
まずは、久しぶりにマイクの前に立った、
政府委員(役人)に、鳩さんの政治資金虚偽記載の
客観事実を述べさせました。
鳩さんに事実確認の後、
「どのように責任を取るんですか？｣
ん〜またかいな〜
…つまらん！！
秘書が係争中だから、判決後に考えると
逃げられるのが目に見えている質問です。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い的な質問は、
イメージダウンを狙っているだけなので、
本当につまらんです。
ところで、国会議員さんが全員
帳簿をチェックしていると思いますか？
全員じゃないですよね…
議員が企業の社長に例えられることがありますけど、
似て非なるものじゃないですかね…
社長が帳簿の隅から隅まで見ている会社も
少ないと思いますよ。
まぁ、いずれにしても、この問題は、
新しい事実を掴んでからじゃないかと、
これ以上進みませんね。
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