粋仙会:藤井龍仙の日記

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大変なことが起きてしまった!!

suisen-an2010-01-30

去年4月に会社をやめてから、
辛い日々を前向きにやってきましたが、
ついさっき、鳥取の木村先生から携帯に電話があり、
一瞬「お小言か?お願いか?問い合わせか?
もしかしたら水茎会の受賞連絡か?」と
目一杯の事項が頭を駆け巡り、
待たせては失礼に当たると、
電話に出たら、先生はちょっと暗い声…
…これは、なにかあるなと思っていたら、
「龍仙さんおめでとうございます!準大賞です!」
とおっしゃるじゃないですか!!!
当然のごとく耳を疑い「準大賞ですか?」と
とっさに聞き返してしまいました。
失礼ですよねぇ。龍仙反省です。
ということで、書道芸術院山陰支局からは、
久々(20年以上)の準大賞受賞です。
大賞(全部門で1本だけ)は大きな支局や総局がもって行くので、
漢字部門では実質トップ賞です!!
う、う、う、うぅぅぅ…うれしい!!!!!
ちなみに、22年前に山陰支局で準大賞を取ったのは、
我が師匠です。
山陰支局からすれば、広島の水茎会は完全に外様の社中なので、
支局のトップはなかなか取らせてもらえない期間が、
十数年も続き、ようやく雲間から光がさした気がします。
指導してくれた、決して褒めてくれない師匠に感謝、
鳥取で応援してくれた審査員の先生方にも感謝感謝です。
ありがとうございました。
鳥取の先生からの電話の後、
うれしくて、我が師匠に電話してしまいました。
師匠も喜んでくれて、
長野現代書芸展で審査会員になったとき以上に、
褒めてもらいました。
日頃褒めてもらえないから、こういうときの一言は、
ズシッとココロに響きます。
受賞は言葉では言い尽くせないほどうれしいんですけど、
大きな問題が発生!!
2月11日に東京の帝国ホテルで、
授賞式と祝賀会に出席しないといけなくなりました。
…貧乏な龍仙にはとても過酷ないじめです(笑)
神の悪戯か、仏様の罰なのか…
でも、何とかして行かないと…

しかし、あの淡墨作品がよく準大賞など取れましたね…
確かにいつもより余分に枚数は書いてますけど、
書くたびにいろんなことを試みるので、
最終的にはどれがいいんだかわかんなくなるんです。
作品制作中はずっと濃墨で書いていたのに、
最後に気分を変えて淡墨それも、かなり薄めで書いたのが、
入賞するなんて、わかんないもんですね。
たしかに、出来上がりの墨色(まだ完全に乾いていない)は、
近来稀に見る透明感と流動感があったので、
最後の選考決定会に出す二枚の内の一枚に入れてたんですけど、
まさか、入るとは…
鳥取の先生も墨色が非常に美しかったと、
おっしゃってましたし、
支局の決定会のときも、
作品を見た方々から「きれいですねぇ〜」と
言われていたので、墨の調子で入賞したのかもしれません。
と言うことは腕ではない??(笑)
まぁ細かい分析は置いといて、
入賞した結果だけを信じましょう(笑)
ちなみに、他の展覧会でよくある、
袖の下は入れてませんので、念のため(笑)

これで、晴れて書道芸術院展の審査会員になれます。
後は毎日展の会員ゲットです!!
アトちょっとなんだけどなぁ…

今回使った筆墨硯紙は、
筆:龍仙としては少し固めの中国の書画筆
墨:祥碩堂の固形墨「昴」と祥碩堂の墨液「古墨山水」の青墨
硯:お気に入り(淡僕のときは必ず使う)の澄泥硯
紙:紅星牌棉料単宣
です。
硯は我が師匠から分けていただいたもので、
それ以外は全て筆匠古城園での購入品です。
墨のブレンド割合は内緒です(笑)

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